海外からの鋭い指摘

2008年6月19日 17:23 | ブログ

外国に知日派と言われる著名な方々が何人かいらっしゃるが、コロンビア大学のジェラルド・カーティス教授は日本での経験の長さや深さ、日本語能力の高さ、人脈の広さなどで圧倒していらっしゃる。今日はそのカーティス教授のお話をじっくり伺う機会があった。

非常に示唆に富んでいたが、まず政治家による「官僚バッシング」はやめるべきだということがあった。野党の議員を中心にして官僚がすべて悪い、みたいなことを言って点を稼ごうとする人がいるが、世界中で何でもかんでも官僚のせいにするのは日本ぐらいだということだ。私も民間から官の世界に少しいたから分かるが、あれだけ優秀で、意欲もある方が集まっている組織も珍しい。一部問題のある方もいるが、その一部のために全部が悪い、壊せ!みたいな議論を展開してはいけない。むしろ、政治家バッシングをすべきで、怠け者が多く、むしろ問題は官を使いこなすだけの能力も意欲も知識も判断力もない政治家である、ということだった。

ねじれについては、むしろプラスに考えるべきで、こういうときこそ国民をどちらがきちんと説得する力があるかということ問われる。米国の大統領選でも結局は国民に対する対話力が重要であり、日本は今までその点をあまりにおろそかにしてきた。特に未だ55年体制を敷いているマスコミは抜本的に新しい時代に合わせる必要がある。ということだ。

海外の方のご意見というのは客観的なだけに非常に鋭い。特にカーティス教授のように知り抜いていらっしゃる方はなおさらだ。こうした国際的な視点に耐えうる政治力もきちんと鍛錬していきたい。

 


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