世界からのしっぺ返し
2008年7月17日 16:06
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今日はさいたま新都心駅でご挨拶をした後、地元。昼過ぎから自分の主催する勉強会、資料検討、ヒートポンプ年次大会出席。
最近、いよいよ日本はグローバル社会の直面する問題の影響を受け始めてきた。今日の勉強会は大和総研の方にお越しいただいて、経済面からそのキーポイントを議論しあった。
結論から言えば、世界の圧倒的な消費マーケットかつ基軸通貨の提供国であるアメリカと、世界最大の低賃金労働力を抱え、供給国となっている中国の影響から我々は逃げられないということである。この両国とEUを中心とした世界のお金の流れ、為替、労働賃金、マーケットの規模などを理解していないと、たとえば日本国内問題であると見える「格差」という問題も解決することはできないということだ。
今後日本はいよいよ少子高齢化社会となることは繰り返し述べている。だからこそ、世界中のお金が集まるような仕組みを今こそ深刻に考えなければならない。隣に13億、その向こうに12億人の国があって、はるかに安い賃金で一生懸命働く、という状況を見ずして、単に「労賃を上げろ」というわけにはいかない。派遣の問題も単に廃止すればいいというものではない。
「そうすべきだ」という方に従った場合の結論は?より深刻な格差が広がることになる。なぜなら、正規社員は増えるかもしれないが、よりコストがかかるために、雇用の全体的な数としては派遣やパートといった形で確保されていた雇用が切り捨てられ、失業者が増えるからである。
一時の感情や思い付きで物を勢い良く言うのは簡単だ。しかし、少なくとも世界を視野に入れていないとひどいしっぺ返しを受けることを改めて理解する良い勉強会であった。
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