間違った司法"改革"

2009年3月26日 18:34 | ブログ

今日は日進駅でのご挨拶の後、午前中いっぱいは地元でいろいろなお話を伺って回ったが、景気はとにかく深刻である。

そのため、午後には「速やかなる政策実現を求める会」にて保利政調会長、園田政調会長代理に対し、大規模な、しかも未来と雇用創出につながる補正予算の速やかなる成立を提言させて頂いた。

さらに法曹養成と人口に関する議連に参加し、長々とロースクールや司法試験、さらには人口増に関する意見交換会をした。事態は非常に良くない方向に行っている。

そもそもロースクール構想そのものは悪くないが、法曹人口に目標値を設けて無理やり増やそうとしたのが間違っている。その間違いが結果的にロースクール、特にそこに通っている皆様や合格後の修習生にしわ寄せが来ている。

もともとフランス並みに人口一人当たりの弁護士数を増やそうとした。今急激に合格人数を増やし、毎年ものすごい勢いで弁護士数が増えている。「それが目標数に達した時、どうやってそこから増やさないようにするのか?」という私の単純な質問に対し、法務省からは「そういった将来的なビジョンは議論していない」とのことだった。あり得ないことではないか。

司法改革なるものは、弁護士のあまりにも無理な増員と、裁判員制度の2点において抜本的な、取り返しのつかない大失敗に終わる(その他の点は良い部分もたくさんある)。結局、現場を知らない学者や政治家、官僚たちが自分たちの思い込みでやるとこういうことになる。

ただ、とにかくそのしわ寄せをこれから法曹を目指す人々や一般の方々に押し付けてはいけない。これからも正しい司法改革に取り組んでいく所存である。


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