オバマ大統領来日に思う

2009年11月13日 21:38 | ブログ

オバマ大統領が来日し、トップ会談に及んでいる。麻生総理時代にクリントン国務長官が「最初の訪問は日本にする」と約束をしたことに基づいた来日なので、麻生さんとしては無念だろう。しかし、日本としては中国や他国よりも日本を最優先してくれたことに、一応安堵すべきだろう。会談を通じて良い関係を築いてくれればいいことだ。

ただ、普天間基地問題をはじめとする内閣の内部発言のごたごたを見ていると、予想通りではあるが、まったく外交や安保について統一的な政策や理念を欠いたまま今日に至ってしまった民主党の弱点を改めて見る思いだ。

ただ、それを国内で批判してみても、国際的に落ちるのは「日本」の評判であって、決して「民主党」のそれではないことにも留意しなければならない。今のところ、アフガンや東南アジアには「金」を配る約束をし、中国や韓国には外国人参政権を約束し、他方でアメリカには従来の約束を反故にするという外交実績を作っている。しかし、外交で約束したことは「民主党」として約束しているのではなく、「日本」として約束したことになるので、もっと真剣に、国内での論議や世論を見極めた上、党内での統一的見解を詰めてやらなくてはいけないのではないだろうか?

仮に地方分権の議論がどんなに起きても絶対に国に残るものの一つが「外交」や「安保」だ。これだけは逃げないで、民主党として、あるいは内閣として一刻も早く統一的理念や政策を作らないと、国益を売りまくる後世に憂いを残す結果がどんどんできてしまう。


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