改革の歪み
今日はこれから谷垣総裁と奪還の会主催での意見交換会があり、東京に向かう。
最近、弁護士として活動させて頂くことも多くなり、いろいろな方とお会いする機会も増えたが、まあ弁護士という人種は様々である。この人は頭が岩かと思うような左翼弁護士もいるし、熱く燃えたぎった少年のような方もいる。私がいた世界というのは、案件も外国が絡むビジネスライクのものが多く、出てくる弁護士もビジネスライクな感じの方が多かったので、今は全く新しい世界を見た気分だ。
ただ、感じるのは、弁護士の数が一気に増えたこともあってか、何となく質が低下している気がする。宮内さんが主宰されていた規制改革を手始めとしてあっという間に弁護士の大幅増員が決まってしまったが、そもそも「日本」の司法とは何か、どういう役割を果たすべきか、そのために適正な弁護士の数及び質とは?という議論がないまま進んでしまい、その歪みが出始めている。ただ、可哀想なのは学生たちであり、ロースクールで高い学費を払わせられた上、試験の合格率は当初よりも低くなり、しかも就職先が見つからないという悲惨な現状である。
おそらく90年代に進められた「改革」にはこのような歪みが出ているものもあり、「被害者」も多数いる。それが、単なる既得権益の喪失なのか、そうではなく国益に照らして失ってはならないものなのか、を見極めつつ、いずれにせよ未来の世代につけを回してはならないという思いを改めて噛みしめている。
なお、今日の陛下と副主席との会合についていくつかご質問を頂いたが、私のブログに書いてあるとおりである。つまり、今回の強要によって、少なくとも鳩山・小沢ラインは、どこよりも中国を特別視していること、天皇陛下は政治的に利用できると考えていることは、明らかになった。昨日の記者会見で、小沢という人は、おそらく共産党を除く日本中のどの政治家より天皇陛下への尊敬の念も足りないということも分かった。その人がいまや日本で最も権力を一手に握った政治家だという恐怖の状況にあり、これは何とかしないと大変なことになる。
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