特別扱い?守るべきは公平性

2009年12月24日 21:49 | ブログ

鳩山氏の秘書が起訴され、総理自らの記者会見も行われた。説明自体は、「秘書がやった。何で言ってくれなかったのか?」というものであり、何に使ったのかなどの根本的な疑問には答えなかった。

よくテレビとかで自分の家のお金を使ったんだからいいじゃないか、という方がいるが、道義的な問題と法律違反とは別であり、こんなことを平気で言う無知な人は誤解を広める害悪なので、テレビ出演禁止にして欲しい。

なぜか。法律の運用というのは「公平」が絶対である。同じことをしながら、誰かはOK、誰かはだめということでは、守ること自体が馬鹿らしくなってしまう。

まず、虚偽記載は公に提出する文書は正しく記載すべきという義務に違反することから罰せられるのであって、家族の金とか何とかは全く関係がない。通常、誠治と金の問題では「金額」を最大の要素として決めてきたのに、何億もの虚偽記載を極めて軽く済ませた検察の措置は全く間違いである。もし総理をそう軽く扱うのであれば、これからは政治家や国民が公の文書を後から修正すればいいし、「みんな秘書がやった。知らなかった。ごめんなさい」で済むとすべきになってしまう。そして、ありとあらゆる責任ある立場の方が「あれは任せていたので知らなかった」で済ませようともするだろう。

また脱税も問題だ。これだけの税金の滞納を見過ごせば、贈与税や相続税違反も含めて脱税はみんな「知らなかった。払います」で済ませればいいということになう。来年の徴収実務は極めて困難にさらされるだろう。現場では、「私に文句付けるな。総理には優しいくせに」と言われるだろう。

私は総理が知らなかった、というのは「本当か、月々1500万円だぞ」と信じがたいが、100歩譲ってそうだったとしても、今後に大変な悪影響の残る事案だと、法律家として深く懸念する。法律当局・税当局の人に猛省を促したい。


コメント

 総選挙前から民主党が危険な政党だということはわかっていましたが、マスコミ等がそのことに全く触れないことに歯がゆさを感じていました。ようやく最近ボロを出し始めましたが、漢字の誤読程度を、さも鬼の首を取ったかのように騒ぎ立てたマスコミにしては今回の件についてまだまだ追及の手が甘いと思っています。
 総選挙の時、牧原さんの話を聞いて、この人は心底日本が好きなんだろうなと感じていました。どうか、日本のために頑張ってください!

Posted by: もつ : 2009年12月24日 23:15

 ※ 初めてコメントしました。
  鳩山総理の記者会見の印象を述べたいと思います。
その1:長い時間をかけて言い訳ばかり。ごまかされてはいけません。
その2:特別扱いはよくありません。検察への信用失大・・・何が正義だ!と指弾したい気持ちです。
その3:自分のお金を管理できない人が、お国のお金を管理できません。総理失格です。 
その4:母親の資金提供は、生活資金であるはずがありません。常識的には政治活動資金そのものです。法律違反を咎めないのはおかしいと思います。
その5:マスコミの総理に対する対応が不自然に甘いと思います。今後ますますマスコミ不信が増大するでしょう。

Posted by: 村上幸三 : 2009年12月25日 21:49


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