辛さから学ぶ

2010年1月 3日 23:16 | ブログ

毎年、この時期のブログでは箱根駅伝のことに触れている。私は、マラソン狂であり、特に箱根駅伝はほとんど欠かさず見ている。

今日、非常に感銘を受けたことは二つ。一つは、箱根駅伝に出場し、戦地で散った方の弟の方のお話。兄貴はとにかく走れ、と言い残していたとのこと。弟の方は、60歳を超えてからマラソンを始め、82歳となった今も走っている。兄貴が言いたかったのは、とにかく若いときに辛い思いをしろ、そうすれば楽なことが楽しくなるということではなかったか、という話だった。全くその通り。今の日本がだめだといわれているのは、ゆとり教育という間違った教育方針などもあって、とにかく小さいとき、若いときから「楽」だけをしすぎているからではないか。若いうちは、とにかく辛い、厳しい思いをしないといけない、そんなメッセージだった。

もう一つは、昨年途中棄権をした城西大の石田選手。途中、引き離されたがそこから粘って二人を抜き返し、城西大初のシード獲得に貢献をした。私が涙したのは、彼が棄権後、一番辛いときに監督や仲間の支えがあった上、監督が再び今年箱根に起用したこともあって、走り終えた後、泣きじゃくって「ありがとうございます」と繰り返していたこと。本当に辛かったのだなあ、としみじみと感じた。だからあそこまで頑張れたのだと思う。

今の私もそうだが、辛いとき、苦しいとき、人間はありがたみを知り、大きくなるのだと思う。豊か過ぎる日本、置き忘れたのはそんなことかもしれない。


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