今議論すべき3つの課題
日本には3つの根本的課題がある。少子高齢化、巨額の財政赤字、国際競争力の低下である。4つの国際的な抜本的課題がある。地球温暖化、人口増、資源の限界、食料・水の不足である。
このような課題を簡単に解決するのは不可能だ。しかし、解決しなければ世界とわが国の未来はない。
高齢化は高齢者の定義や生き方を変える必要がある。60歳定年なんて時代に合わない。少子化は子育て手当てなんかより、保育所完備の方がはるかに意味があるし、不妊治療への保険適用や3番目、4番目、5番目など、とにかく子供が欲しいという方への経済的負担をなくすべきだ。もう子供は作らないとか、要らないという人へ支援しても少子化には何の意味もない。
財政再建が一番困難だ。国民が若ければ高インフレはありえたかもしれないが、年金世代がこれだけ多いと難しい。大陸棚における新しい資源の発見など夢物語がないともはや完済不能だし、超バラマキ政権の誕生で出口が遠ざかった。消費税の大幅増税か奇跡的な景気回復による税収の大幅増がなければ、あとはどこまで破綻を長引かせるかしかない。JALや国鉄、道路公団等々みたいなものだ。一旦破綻すれば、強制的に再建させることは可能だろう。ただし、かなり痛みを伴う。
国際競争力低下は根深い。日本人が他の外国人の何倍も努力し、優秀でなければ今の所得水準は維持できないのは当然の理だ。ただし、環境や医療、ライフサイエンス、ナノテク、等々科学技術や技能こそわが国のよりどころになる。農林水産業、サービス業なども大幅に生産性を向上させる余地がある。対内直投は少なすぎ、増やさなくてはいけない。東アジア全体を日本の市場ととらえれば、建設や住宅、製造業などもいくらでも伸びる余地がある。法人税等々の競争の前提条件は優位となるまで引き下げる必要がある。国際的な人材の育成も重要だ。英語は無論、中国語、アラビア語、スペイン語等、これから人口が伸びる地域の言語も重要だ。
書いているときりがないし、書ききれない。絶対正しいとも限らない。常に検討と発展が必要だ。本当は国会はこういう議論が積み重ねるべきである。
<< 法の下の平等 | 官と民とが力を合わせる国家 >>









