ギリシャ危機
2010年2月 6日 23:10
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どん底まで行った景気が、世界では中国を中心に回復をする方向性にゆっくりと進みつつある。わが国でも、輸出の伸びを中心として、政治の無策によるマイナスを乗り越えて、数値的には若干の回復を見せている。
しかし、最近になって懸念材料が膨らみつつある。それは欧州の不調だ。その中心にあるのがギリシャの財政危機である。財政赤字の2009年度対GDP比率はEU基準の3%を大きく超える5.1%見込みをさらに大幅に下回って12.7%という危機的な水準となって、格付け会社がギリシャ国債の格付けを相次いで下げる事態になった。
今開催されているG7ではEUが対応することに決まったようだが、ユーロをはじめ、各欧州通貨は暴落し、円が対ユーロでも大幅に上昇した。
財政赤字はどういう危機をもたらし、どう解決するのか、という点においてわが国の未来にとっても重要な先例になる。
小さな火種で終わればいいのだが、処理を誤ると再び世界経済に冷や水を浴びせる可能性がある。わが国の財務大臣では若干心もとないが、あらゆる状況に適切にかつ機敏に対応していかなければならない。
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