不安の雲を取り除く

2010年2月23日 20:07 | ブログ
最近、自分自身の将来が不透明になったせいか、将来への不安というものをつくづく理解できるようになった。

「家を買う」とか「車を買う」とか大きな買い物はもちろんのこと、小さなことまで、収入やその他将来に不安があることがいかに消費や投資を抑制するか、ということである。

実は、少子高齢化社会、巨額の財政赤字、国際競争力の低下の3つの危機は、いずれも将来への不安を徐々に国民の間に投げかけ、結果的に国民全体が何か漠然としたストレスを抱えている、そんな状況になっているのではないか。商売をしていても、働いていても、子育てをしていても、「将来は大丈夫だろうか?」という不安がある限り、夢や希望も抱きにくいし、やる気もなかなか出ない。

「不安の除去」、自分自身もさることながら、日本や国民を覆う雨雲のような「不安の雲」を取り除きたい。

「消費税を上げることが、社会保障の充実につながり、病気になっても、介護が必要になっても大丈夫!という説明責任を政治がしっかりと果たし、いわば安心を買うような感覚になってもらえれば、増税が必ずしも経済に打撃を与えるものではない」-昨日伺った話だが、なるほどその通りである。そして加えて、やはり医療や介護などのサービスがただではなくて、現場の皆様の大変な努力で成り立っているものだという啓蒙を政治はしなくてはならない。モンスターペイシャンツがいる限り、医療や介護の現場のストレスはなくならないだろう。

日本が目指す道は、若干北欧型に向かいつつ、「機会の平等」を結果の平等より重んじる米国の競争的要素も組み合わせる、そんな新しい道ではないだろうか?

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