NY現地レポート
今日はお昼以外は基本的にオフ。ということで、いろいろ見て回った。
まず、「景気」であるが、NYを歩いている限りは全く不景気を感じない。人種のるつぼであり、エネルギーが充満している。新しいビルもどんどんできており、見ているだけでビルの美術館を歩いているようだ。
ただ、やはり金融部門はまだかなり厳しいとのこと。そして、よく見れば空き店舗も結構ある。完全回復にはほど遠いとのことだ。
気になったのは、世界の交差点タイムズスクウェアの中心的な広告から、シンボル的だった「日清カップヌードル」やソニーが消え、東芝、TDKがあるのみ。他方でサムソン、キア、ヒュンダイが大きく進出。日本よりも韓国に勢いがあるという現実をこんなところでも見せ付けられた。ただ、中国企業は表立ってはまだ全く見かけない。トヨタ問題もそうだが、日本の存在感の低下は街中を見ても著しい。ちなみに私の止まっている部屋の大型テレビは韓国のLGだし、町でみかける日本車の数が気のせいか減っている。
スーパーや店舗に入るとマンハッタン内だからかもしれないが、物価は高い。税金は連邦税と州税の両方がかかるから、それも高い。ダイソーが日本に来る外国人旅行者に人気だが、ここでは1ドルの価値は物凄く低い。日本から進出しているユニクロ、無印良品、吉野家などが頑張っているのも、「安い」というのもある。日本のデフレというピンチは、海外進出というチャンスに変えることができる。
7年前と比較して凄く増えたなあと思うのは街中のスペイン語。米国では白人が人口減少し、黒人も伸びず、アジアは伸びているがまだまだで、圧倒的にラテン系が増えている。今日は私が働いていたNYの法律事務所の桝田先生ご夫妻と事務局長の但木さんと「ウェストサイド物語」のミュージカルをご一緒したが、その中のスペイン語はそのまま。びっくりしたが、もはやスペイン語はアメリカでは必須になりつつあるということだろう。
NYの凄さは、ありとあらゆる人々に、時代を超えて、ありとあらゆる魅力を提供し続けていることだ。「変わらない良さと常に時代をリードする先見性、そしてあらゆるものに対応する柔軟性」、まだいらっしゃったことがない方は是非一度この雰囲気を感じてみて下さい。きっと多くのことを感じると思います。
レポート分かりやすかったです。やはり日本の退潮と、韓国の伸びは米国でも顕著に出ているのですね。どのような産業を興してい行くのか、資源のない国の生き方を考えさせられる一文でした。日本の参議院予算委員会では、相変わらず札束で国民の顔をたたくような政策を民主党は主張していました。彼らより先んじて、日本を立て直す事を、皆が考えてゆかなければならない時なのですね。
Posted by: : 2010年3月 4日 21:29広告出してれば勢いがあるってのは短絡的すぎませんか?大体「勢い」ってなんです?私も散々N.Yには行っているが、
変わらない良さと常に時代をリードする先見性
それもどうかと思う。あそこはまず何より、外国人だらけの観光の町。イージーゴーイングのアメリカ人が安からんの商品を買うのは単に中間層の貧乏が進んでいるからかもしれんよ。
ちゃんと実体経済と仮想経済のイメージが湧くようなレポートする能力ないなら、馬鹿マスコミに騙されている国民と同レベルとみなさざるをえません。
Posted by: : 2010年3月 5日 00:32広告だけで勢いというのは短絡的かもしれませんが、1980年代に世界のどこよりも勢いがあった日本がまず目掛けたのはNYでした。その象徴が日清やソニーのタイムズスクウェアの広告だったと思います。
無論、これだけの短期滞在で正確に状況を伝えられるとは思えません。是非、ご指摘の聡明な頭脳での更なる正確な分析、お待ちしております。ご指導のほど、よろしくお願いします。
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