打ち出の小づち

2010年3月19日 16:35 | ブログ

毎日、あちこちで励まして下さる方がいる。「おー久しぶり。元気だったか?」なんて声をかけて下さることがどれだけありがたいことか。世の中には、利権などだけではない、善意や純真がこんなにあふれているのか、と改めて感動する。

他方で、昨日もある場所で、「政治はだめだ。麻生は馬鹿だ。与謝野も馬鹿だ。麻生や与謝野をいいと言ったことがあるお前もだめだ。落ちて当然だ。鳩山も馬鹿だ。政治のせいで俺たちが苦しんでいるんだ。日本をこんな風にだめにしたのは自民党のせいだ」という方とお会いした。通常、こういう風に言ってこられる方は年配の方が多いのだが、昨日は若い方だったので少しびっくりした。みんなを馬鹿だというくらいだから、よほど勉強されているのだろうか?

とにかく、具体性なく批判だけされる方には答えようがない。何だか、「景気が悪いのは日銀のせいだ。もっと緩和しろ。政府のせいだ。もっと財政支出しろ」という論調に毒されている方が多い気がするのは、気のせいだろうか?今の経済状況に鑑みて日銀や政府がもっと積極的な役割を果たせ、というのは分かる。決して正しいとも思わないし、もっと景気回復や経済成長させることはいくらでもできると思う。しかし、何でも悪いのは日銀・政府だ、自分は悪くない、と言い方には同調できない。

先日、ある方が「最近の子供は遅刻を叱ると、悪いのは起こさなかったママだ」というような子供が増えていると仰っていたが、これは子供だけではなく大人がそうだからではないか。

「個人の自立なくして国家の独立なし」。世の中の秩序はあくまで自助、共助、公助だ。公助は本当に助けが必要な方々のみにできるだけ限定し、その分手厚くすべきだ。子育て手当だって、子供の貧困対策や少子化対策なら、外国にいる外国人の子供たち(養子を含む)や金持ちに配る分を、本当に困っている、必要な子供たちに手厚くすべきだし、両親のいない一番辛い状況にある子供たちにこそ支援すべきではないか。

今日、年金が不安になってきたのは、受給者が5000万人強、支える側は7000万人弱で、支え切れなくなってきたからだ。社会保障も、経済対策も、公的資金は打ち出の小づちではない。与野党を超えて、本腰で日本の50年後、100年後を真剣に議論し、苦しい痛いことでも今やらなくてはいけないことをやるべきときにきているのではないか。日本の知恵と力を総結集すれば、世界で一番の力だと私は信じている。


コメント

県外からだけど、牧原氏の意見におおむね同意している元同級生です。「まっとうな民意の代表」として応援しています。

日本を構成しているのは元をただせば我々自身でしかありません。それを自分なりの世界観で現実認識できない人々は、不都合な出来事の責任をなすりつけられる対象があればなんでもいいのでしょう。そういう連中がかなりの数で存在することも避けがたい事実です。

生きることは闘いであると、どこかで日本人が思い出し、多数派になれば、このみっともない流れは止まるでしょう。落ちるところまで落ちるしかないとしても、頑張るよりない、という覚悟です。

年金も最初は善意で作られたが、医療の進歩など予測できないことが多すぎた、というようなことを与謝野氏は書籍で語っていました。

考えてみれば「50年先を予見せよ」と言われ、それが外れたからと言って責められたら、普通に考えたら責任など取る気になる人など誰もいない、と思うでしょう。政治家は責任逃れできないでしょうが、そのくらいの想像は一般人としてすべきだという認識です。なんにでも過ちはある。あればあったで過去を責めても意味がなく、その都度新たな最善策を模索する。それ以外にできることがあるとは思えません。

衆愚に振り回されることのないように、ともに学ぶ。そうありたいと思います。

Posted by: : 2010年3月20日 08:40

その若者は放っておいて、少なくとも政治の正しい情報が流れるソースが必要です。自民党に限らず、まっとうな政治家総てが再認識すべき事項です。

でないと政治家がいくら頑張っても、適切な評価がされなくなってしまう。結果嘘つきやお調子者ばかりが得をし、まっとうな人が政治の世界に来ることがなくなってしまい、現状を招いたということも真剣に考えてください。

Posted by: : 2010年3月20日 09:04


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