小さな夢

2010年5月 2日 18:45 | ブログ

中里介山といえば「大菩薩峠」である。この異様に長い小説は、若干脈絡もなく、ただひたすらに連載が伸びていった結果、とにかく日本でもっとも有名な小説のひとつとなった。

私もこの小説が完結をしていないというのが嫌だったのだが、やはり有名なものだということで読んだことがある。あまり内容も残っていないのだが、紀行小説のような側面もあるため、いくつかの観光地が頭に残った。そのひとつが白骨温泉である。

数年前のブログにも私は温泉好きであり、日本の観光資源として魅力を発信できるものの一つが温泉である旨を書いたことがある。そんなことと「大菩薩峠」、そして何年前かの入浴剤事件、などもあって一度は行ってみたい温泉、白骨に今日行くことができた。

もう一つは、上高地である。イギリスのウェストン卿が紹介したことからむしろ日本でも知られるようになったという日本から世界への「観光」のルーツのようなこの場所も憧れていた。

行ってみたい場所、してみたいこと、人にはそれぞれいっぱいあると思う。それを実現したときに、人生って一歩前進だと思っている。 それはどんなに些細でも、廻りからみれば小さなことでも関係がない。

日本には今、一人一人にはあっても、国としていくべき方向、夢や希望みたいなものが見えない。やはり、政治の大切な役割は、国民みんなで「やりたいこと、夢や希望」を提示しながら、一つ一つそれを実現する喜びを分かち合うことではないか。やはり、それは小さくても構わない。私自身の夢を果たしながら、そんな風に思った。


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