イギリス総選挙に思う、日本の制度を考えよう
イギリスの総選挙が終わった。小沢一郎氏が盲目的に模範としてきたこの国の二大政党制が、1974年以来のどの党も過半数に届かないいわゆるハングパーリアメントの状況となりそうだ。
このブログ更新時では、保守党が291、労働党が251、自民党が52という状況で、過半数の326には届かないということだ。ただ、世論調査ではもっと高かった自民党は、完全小選挙区の制度ではほとんど死に票となって、総獲得票数に比較して議席数は少ない結果になった。
この結果、比較第一党の保守党キャメロン氏が首相となりそうだが、第3極の独自性を自民党があくまで保とうとすれば議会で過半数のない政権運営を強いられるため、来年早々にも再度解散総選挙をやると予想する向きもある。
この選挙を見ていると、一体小沢一郎という人はこの20年、さんざん選挙制度をかき回し、常にイギリスこそすべて、みたいなことを言って目指してきたものは何だったのか?という思いを新たにした。そのイギリスでこそ、二大政党にノーだったわけだし、膨大な死に票は有権者の思いを無駄にしていないのか、という疑問もわく。
まあ、とにかく人の国は人の国でよい。いいところを見習って、日本にも合うと判断すれば取り入れればよい。問題は、盲目的にイギリスやアメリカの制度を絶対視し、日本の独特の文化や歴史、人々の性格の違い等々を無視して、物真似をしようとしてきたことだ。
私は、やはり少なくとも選挙制度については、憲法改正から逃げずに、「日本」として、あるいは「日本人」として、どういう制度が良いかを真剣に議論し、何年かかかるだろうが、今のイギリス信仰から脱却すべきだと思う。
あまり詰まっていないことを自覚しながら言えば、私は大統領制(ただし、天皇陛下を前提として)で国民が直接tトップは選ぶ。議会は一院制で党議拘束を緩くする。選挙制度は中選挙区か、大選挙区、あるいは比例も含めた組み合わせで、選挙前の公開討論を徹底化して、政党でもなく、消去法でもなく、政策が第一で投票できるようにする。しかも、現職の場合には現職中に何をやったかについて完全情報公開する。二院制を残す場合には、政党フリーにして、一定の専門性、地方の知事等の代表、など上院には特色付ける、というような形が漠然といいと思っている。
そして、国民の投票義務も高めるべきだ。海外には数回選挙に行かなければ投票権を失う、という国もある。「行かない」というのも権利だという人がいるが詭弁である。入れたい人がいないなら、行って棄権すればいい。みんなが選挙に行くということになれば、政治家は一部の組織団体ではなく、一人一人の皆様にもっと真剣に向き合うようになる。そうやって、私たちが国民がもっともっと海外の猿真似ではなく、「日本」「日本人」とは何か、私たちはこの国をどうしたいか、そのためには統治機構はどうしたらいいのか、をみんなで真剣に考えないといけないと、私は思う。
■英野党・保守党、第1党確実 過半数届かず、与党労働党は惨敗―祝日法改正により日本解体促進に取り組み馬脚をあらわした民主には先がない?
ブログ名:Funny Restaurant 犬とレストランとイタリア料理
こんにちは。英国では、選挙で保守党が第一党となりました。これに関しては、労働党ブラウン首相の失言問題もありましたが、やはり先行き不安がみられる現在では、保守的なものがみなおされるということもあり、保守党に有利だったという背景もあるものと思います。それは、現在の日本も同じことです。国民国家解体を推進する民主党、祝日改正法改悪に取り組んでおり、これによりさらに馬脚をあらわしつつあります。世界のいかなる国でも、祝日を分散してとる国などありません。これは、今回の法案改正の模範となったといわれるフランスでも同じことです。フランスでも、バカンスは分散してとっても、祝日分散などしていません。詳細は、是非私のブログを御覧になってくたざい。
Posted by: yutakarlson : 2010年5月 8日 11:05牧原さん、こんにちは。
やはり日本に2大政党制は合わないですよね。頼もしいです。無論自分たちの欠点を冷静にみる必要はいうまでもありあませんが、日本人による日本人の為の日本の政治を行うべきです。2大政党制は戦前に失敗した制度であるにも拘わらず、これまで政治家、マスコミ、評論家の皆さんで2大政党制を疑う意見を聞く事は大変希な事でした。「日本には合わないが、2大政党制に合わせていく事が望ましい」と仰る方すらいました。
私は、首相の公選制や1院政には反対です。大統領制を導入するなら、天皇の地位をかなり細かく明文化しなければなりません。天皇の地位は少し曖昧である方がメリットがあると思っています。1院政はシンプルでいいですが、民主主義の欠点が出やすいと思います。参院のあり方を変えて、2院政のメリットを出し、民主主義の欠点をカバーする様にしたいいのではないかなと思います。
いろいろとお考えになって、思う所に邁進して頂ければと思います。
失礼致しました。 またお邪魔します。
Posted by: kanun : 2010年5月 9日 14:30<< もんじゅ再開 | 公園 >>









