公務員の新規採用大幅減に断固反対する!

2010年5月22日 23:25 | ブログ

前にもちらっと触れたが、国家公務員の新規採用数を「半減」にすると、テレビでもご活躍の"偉い"総務大臣が仰った顛末は、結局39%ということになった。

おそらく自分の力で政治家以外に経験したことがないからこの内閣の方々には分からないのかもしれないが(特に総務大臣と総理大臣)、「公務員になって国のために役に立ちたい」と大学一年生の頃から目標を定め、他の同級生が遊びほうけているときにも勉強をまじめに継続し、頑張っていたというのが多くの国家公務員の方々の姿だ(大学時代の成績が影響すると言われていた)。

その努力が自分の力で実らなかったのでは仕方がない。しかし、試験をあと数ヵ月後に控えて「半減」とか「39%減」とかおもちゃのように扱われ、突然門が半分閉じてしまったら、頑張ってきた大学生等の若者はどんな思いになるだろうか?なおかつ、鳩山政権就職難ともいうべき状況についても以前述べたとおりの中である。この点について、私の耳にも怒りと絶望の悲しみの声が届いている。皆様も、もしご自身や愛する子供が、国家公務員試験を目前に控えた受験生だったら、と考えて頂ければ、いかにひどい仕打ちかが分かる。

公務員の数を減らすというのは人口減少や財政難を考えればやむをえない方向性である。しかし、どういう国の形を目指すかという国家ビジョンと、その中で公務員がどういう役割を果たすべきかという具体像のないまま、公務員たたきで人気を取ってきた延長線上で新規採用を「半減」というのは、単なる人気取りでは済まず、若者の夢を奪い、公務員への道を長い目で見ると貶める行為だ。

そして、何度も言うが議員の中には、本当にほとんど国会議員としてまともな活動をしていない者がいっぱいいる。公務員の中にもいっぱいいる。そういう国のために全くなっていない者を整理するのが先であって、これだけ公務員たたきをする中でもなお「国のために」と志を立てている若者をむしろ積極的に採用し、体質改善をすべきではないか。私はそうしたビジョンもないまま、若者の夢だけをくじく政策に断固反対する。


コメント

おっしゃる通りです。
これでは若い人が育たない。
中堅はいつまでたってもコピーとりをしなくてはならない。

断固反対。あまりにも乱暴です。

Posted by: 大坪明子 : 2010年5月23日 08:01

いつもブログを楽しく拝見しています。ただ、公務員制度のことだけは、国民感覚からずれているな、とよく感じます。

新規採用を減らす、というのは、不況のときであれば、企業でも多かれ少なかれ行っている当然の行為であって、公務員制度だけ特別視する必要はまったくないと思います。公務員志望者に限って、「若者の夢を奪う」というのは、とんちんかんな発言と言わざるを得ません。

高給取りの中高年の給料を下げられない民主党政権は論外であり、全体像を考えろというのはごもっともですが、まずは採用者を減らすところからはじめる、というのは致し方ないし、減らさないよりはずっとましだという印象です。

多くの国民もそう思っていると思います。

Posted by: とおりすがり : 2010年5月23日 13:55

全くその通りだと思う。ただでさえ就職難で厳しい環境下にある若者に、減らすどころか増やすくらいの考え方をしてもいいかと思う。デフレ不況の中、就活に頑張っている若者にもっと門戸を開くべきだ。

Posted by: kasai : 2010年5月23日 15:19

新規採用を減らすのはやむをえないと思いますが、企業ならばそれより前に社長以下取締役が報酬を減らし、従業員のボーナスをカットし、短期、中期、長期の経営見通しや営業計画を立てた上対応するはずです。今の政府にはこういうビジョンは「ゼロ」です。

それと試験制度ですので、いきなり受験を目の前に「半分」だというのありえないということです。特に今は3年生のうちか、4年生の最初には動かないと就職ができない流れなので、このタイミングで半分と言われたら、大量の就職難民を生むことはそれだけで確実になります。

この点は、私は民間、政府、国会を経験している数少ない1人として、単に雰囲気だけの一般とは違って、かなり国家公務員の果たすべき役割や求められる質なども考えた上申し上げているつもりです。無論、1納税者としてこれまで官の世界であった無駄には私も憤りを持っており、それを4年間では誰よりもなくしてきたという自負も持っていますので、決してそういう税の無駄に加担するようなことはありませんし、感情論では同じ立場です。

Posted by: 登録ユーザー : 2010年5月26日 20:58

他の方が「民間でも新採を抑制するのだから、国民感情からずれている」とおっしゃっていましたが、少なくとも多くの部門と数千の社員を抱える大企業の感覚では「新採のみを偏って減らすのはありえない」です。
民間でも公務員でも同じだと思いますが、大組織の年齢構成は△ピラミッド型であることが望ましく、少数(で高給な)幹部職員が、多数の若くて活力がある(簿給な)若手職員を使いこなすと言う形が、費用対効果という点からも、コスト面を見ても基本だからです。
新採が多く辞めたりすると(いびつな年齢構成では少ない若手にしわ寄せがゆくのでそれはままある)、この歪みはさらに致命的になります。

民間でも、組織をスリム化するときは「不要なものから」「バランスをかんがえながら」というのが基本で(株式会社だと株主がうるさくてうまくいかないこともありますが・・)、ムダを省かず新規採用だけを半減してリスクを増やしながら帳尻するような人事は禁忌です。

Posted by: 眞鍋かとり : 2010年5月27日 07:35


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