福島大臣罷免と郵政官営化強行採決
今日はヤンググローバルリーダーの会合、および日米安保50周年記念シンポジウムと立て続けに日米関係のアメリカ側の専門家の話を伺った。
偶然にも今日は鳩山政権にとって、普天間問題に関する決定的な日となり、日米合意、政府対処方針、福島大臣罷免と相次いだ。
今日一日の対応だけ見れば全く妥当だと思うが、改めてこの8ヶ月は一体なんだった?というのが国民全体の思いだろうし、裏切られたというのが沖縄と社民党の思いだろう。
橋本龍太郎総理が、「普天間の危険を除去しなければならない」との重大な決意をし、梶山氏や野中氏等などが何十回と沖縄入りをして丹念に信頼関係を築き上げ、比嘉名護市長の辞任やその後の市長選や県知事選でも繰り返し議論がされて一歩一歩進んできた。さらに米軍再編と絡んで相当の費用負担を米側にもしてもらう交渉もしてきたし、環境アセスメントもやってきた。つまり、普天間の危険性を除去するという政治決断から、ものすごい関係者の努力の積み重ねで、奇跡的に合意が出来上がっていた。これ以上ないくらいの繊細なガラス細工だった。
鳩山さんは、自らの勉強不足により、これをぶち壊した。今日、日米合意がされ、政府方針が決まったと言っても、一度覆った沖縄の方々の気持ちをもう一度合意に向けるのはあまりに困難である。また、徳之島も断固反対のまま文書に入ったので、反発も強い。少なくとも名護市市長選があるのは4年後であり、その前に同意を取り付けるのは不可能だから4年は無理だし、それ以上の伸びる可能性、あるいは永遠に同意が得られない可能性さえある。
政治家や政党が勉強不足だったり、実力不足だったりすると、どれだけ不幸な結果を招くかということについて、普天間問題と口蹄疫問題はさらけ出した。それなのに国会で急いでやっていることといえば、やはり何年もかけ、選挙までやって決めた郵政民営化の揺り戻しを、小沢氏が全国郵便局長会(全特)と労組(旧全逓)に選挙協力と引き換えに約束したからという理由だけで、会期延長せず、議論もほとんどさせないで今日衆院の委員会で強行採決された。
国民の皆さん、本当にこんな実力不足の政治と、超利益誘導型の政治でいいんでしょうか?
きっと郵政改革関係を今日強行採決したのは、報道が普天間問題一色になって詳しく中身が報じられないからなんでしょうか。
ニュースは生ものですから、明日以降どんどん商品価値が下がっていきます。少なくとも目玉ニュースが他にない日にやるよりは目立ちません。
普天間、口蹄疫、当たり屋三宅議員が重なった時期に、小沢が政倫審出席を撤回し、国会法改正。普天間の陰で郵政改革、改正放送法強行採決。
民主党はメディアの使い方が上手いですね。スキャンダルに隠れてこっそり強行採決。仮にニュースになっても、せいぜい自民党議員が詰め寄ってるところしか出ず、なぜそうなったのか詳しい説明ないしで、問題点は明らかにならない。
書きながら、もしかして、わざと強行採決してテレビ映えする映像を撮らせて、中身に触れられないようにしてるんじゃないかとさえ思うようになってきました。
民主党はテレビ映えする議会運営だけ勉強して、肝心の政治の中身は大して考えてこなかったんでしょうね。
なんか悲しいですよ
<< 青春はいつまでも | 自民党の県連大会に思う改めての自民党の役割 >>









