アジアの時代
昨日は、一日会議(世界経済フォーラム)で、主としてASEANの将来と世界にどうかかわっていくか、ということを中心に議論がなされた。夜のベトナム大統領主催の会に出席したところで失礼し、夜12時5分の便で成田に戻り、そのまま地元の講演会に出席をした。若手とベトナムの首相との意見交換会では、私からも直接質問をさせて頂いたりもした。
次の世紀はアジアの時代になる。そんな意気込みと熱意に満ちていた。それに対して、日本への関心の薄さ、諦めのようなものもつくづく感じた。もはや誰も「KAN」がどういう人で、どんなことをやろうとしているのか?なんていうことを気にかけている方はおらず、「あのひどい鳩山は結局熱狂的に誕生したのにまた変わったのですね。どうせ次もまたすぐ変わるんでしょ」というのが一般的な世界の空気である。
じゃあ日本に未来がないのか、といえばそんなことは全然ない。まだまだ日本も、東京も、アジアの若者から見れば「憧れ」の存在であるし、確かに街中の電化製品は韓国製で埋め尽くされているが、概して日本製品への信頼は高い。そんな、一歩先を行って、あこがれも持たれている日本は、もっともっとアジア、なかんずくASEANやインド等のこれからの国々の兄貴分として積極的に関わるべきだ。
その中には、鉄道や下水、光熱などのハード面のインフラ整備だけではなく、教育や法制度などのソフト面のインフラ整備もある。昨日申し上げたようなコンテンツもある。すでに民間を中心としてかなりの日本人が関わって下さっているが、それを国レベルでサポートし、アピールもすべきだ。
経済的にいえば、日本にとっては普通のサービスや製品の質が、これらの国々では「夢のよう」なレベルでもある。中小企業や街中の商店に至るまで、平均7%近い成長を共に享受できるような「機会」をいかに整えていくか。私も今回、ずいぶん知り合いを作ったので、積極的につなげていこうと思っているが、あの元気とパワーを取り込むことが我が国にとっても一つの大切な鍵になる。
ところで一つ良いことがあった。それは帰りの便ががらがらで、横一列を丸々使えたために、180度の"ファーストクラス"並みの睡眠を取ることができたことだ。小さな幸せ、大きなエネルギーである。
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