G8かG20か
今日は朝から本当に久しぶりに東京。朝はヤンググローバルリーダーの南アフリカ大使および世界経済フォーラム副議長との会議。
いろいろと勉強になったが、一つその通りと思ったのが、国際的枠組みの正当性の話。
すなわち、現在G8とG20という枠組みがあり、日本としてはアジアで唯一という誇りを持っていたG8(日、米、露、仏、英、加、独、伊)を大切にしたいのだが、世界的には新興主要国も入ったG20(G8プラス中、韓、インドネシア、印、豪、サウジ、南ア、ブラジル、メキシコ、アルゼンチン、トルコ、EU)に流れが移りつつある。どちらが重要か、という質問に対し、元UNDPの副議長が、「私はそもそも国連のみが国際枠組みとしては正当性があると思っており、それにIMFや世界銀行などがあろうが、G8やG20は仲間の会合にすぎないので、どちらもその延長線上だ」という回答されたのだ。
私も世界経済を形成するブレトンウッズ体制のIMFと世界銀行の残りのガット、のちWTOにいたことがあるので、その悩みやセンスは共有する。すなわち、戦前の国際連盟が結局役割を果たせなかったように、所詮国際機関なり、国際的枠組みというのは主権国家の合意の上、初めて成り立つものであって、そのあり方と言うのは根本的に困難さをはらんでいるのである。
異論もあろうが、私はあくまで国益第一、国際的枠組みは戦略的に考えていくという主義である。ほとんどの国が実際にはそういうスタンスだ。EU諸国は実に国際機関やルールをうまく使うのが上手だが、一見それを重視しているように見えて、あくまで域内利益のためである。
日本の外交や少しプライドや見栄に偏りすぎている。京都議定書もポスト京都議定書交渉もそれで失敗している。世界の国や地域はわが国の一部関係者が思っているほど、たとえば民主党の25%削減目標なんかは評価していないし、むしろ「馬鹿だなあ」と思われている。評価しているのは一部環境NGOだけだが、それ自体にはほとんど意味を持たない。
こういう国際的な戦略的外交をやるのが私の役割だと思っているし、その点こそ、他の人よりもできる点だと思っている。そんな気概を改めて感じた一日だった。
牧原さん、こんにちは♪
吉田です。
いつもお世話になっております。
ブログ、拝見しました。
G8、G20とどっちが大事か?という問いには、
私は、G20の方が潮流と同じく大事なのでは
ないか、と思ってしまいます。
G8は、私は、どちらかというと先進国の、つまり
経済優勢を基調の国が集まっている、その
金持ちの国が集まっている、という印象を受ける
からです。
異論もあると思いますが、現在、世界の価値観
自体が、お金ではなく、もっと多様な枠組みの
中で、その価値を求めている様な感じがする
からです。
特に、ビックイシューといういわゆる生活支援を
求めている方々がお金と引き換えに配ってい
らっしゃる新聞を読むと、南アフリカのある種、
先進性に満ちたお国柄を知ることができます。
ご存知の様に南アフリカは、アパルトヘイトを
克服してきた国です。
あの国では、ネルソン・マンデラ氏の指導の
もと黒人と白人の『和解』を国の国是に掲げて
います。
勝利ではなく、和解です。
私は、南アフリカというとアフリカ社会の中では、
比較的経済的にも豊かである、と聞いています。
しかし、一方では、治安も悪く、富むものと
貧しいもの(主に黒人とききます)との格差も
大きくになっていると聞きます。
しかし、『和解』を是とするその方針において
私は、ある意味においては、南アフリカは、その
思想において世界に先駆けた、『先進国』だと
思ってしまいます。
世の中には、たくさんの国において多用な価値観
が存在している様です。
そんな中、そういう多様な価値観をもつ国と
一緒にふれあいながら、影響を与え合う、という
スタンス、大事なのではないでしょうか?
ちなみに、この間、新聞にこんな記事が載って
いました。
世界で、一番、幸福?平和な国はどこか?
一番は、ニュージーランドだそうです。
なんと、日本は3番でした。
嬉しいですね。
どういう基準で、統計がとられたのかははかり
かねますが、やっぱり『おだやかな、すごしやすい
居心地のいい国』というのは大切だよな、と
思った次第です。
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