チーム力は日本の強さ

2010年7月29日 17:36 | ブログ

今日は伊香保に講演に来た。午前中に、埼玉中央青年会議所の15周年イベントの準備・実行を手伝いしたあとである。

私は日本の強さは団結力だと思っている。サッカーの日本代表と同じだ。選手たちが次々に「この仲間ともっと試合がしたかった」と言っていたが、まさに個人の力ではかなわくとも、チーム力で勝つのが日本の力だということである。

今日来たのも、ある会社関係の業界仲間の会であった。そこで、今後の業界のあり方や相互の助け合いなどが話し合われているのである。先日も、ある業界の方がみんなで新法について勉強されている場に出席をさせて頂いたことに続いてである。

これがアメリカなら独占禁止法に触れるなんて考えなければならない。現にアメリカで多額の罰金を科せられている事例の多くは、日本なら業界仲間の親睦みたいな事件である。

私は独占禁止法はその国に合った利用にすべきだという論者である。現に隣の韓国はサムソンをはじめ、財閥系についての独禁法の基準を著しく緩和し、あくまで国際競争力で見ている。日本も経済が衰退する中、同じようにあくまで競争力は国際基準で、そして業界仲間の話し合いなども日本を強くするという視点を持つべきである。

こうした親睦会にはもっともっと出席し、その大切さを実感しながら、これも日本の強さだ、ということを訴えていきたいと思う。


コメント

日本の力を強くするのは結構ですけど、土建業界ばかり強くして、その結果、地域を破壊しつくしてるのはどうかと思います。先日お話した浦和区常盤のマンション工事現場では、無理な開発で事故が起きていました。重さ1キロの鉄筋が8メートルの道路を越えた向かい側のマンションのベランダに落下したのです。けが人が出なかったのを良いことに、内々の事故として建築業者・開発不動産会社は処理。(実は、それ以前にも小さな事故は起きていましたが対策が不十分だったのです)事故調査結果を報告する義務が無いといって、現時点で警察・市当局・労働基準監督署なんかにも届けていません。それでも開発を止める気が無い・・・こんな状況で、子供たち・寝たきり老人は暮らしているのです。ここに住む子供たちに未来はないんですよ。命を奪われる危険性を隣り合わせにして生活しているんです。(今回は運良くけが人は出ませんでしたが)

国内の開発ばかりで内需を拡大しようとするために、無秩序な開発が野放しになっています。日本を大切にしたいなら、そして人間を大切にしたいなら、こういう所にも手を入れていかないとダメなのではないでしょうかね・・・若い社員を雇わず、外国人ばかりを雇うといった目先のことだけしか考えられない企業・乱開発で周囲に迷惑を掛けても「スケジュール優先」の企業。どうして、こんな日本になったのでしょうか・・・

Posted by: : 2010年7月30日 00:10

私は日本の独禁法の適用はあまいと考えている。
そしてその甘さが日本の消費者に無駄に高いコストを負担させ、日本のメーカー間に競争を無くし、国際場裡での競争力をなくしているのだ。日本の市場でぬくぬくと儲けられるから、世界にどんどん打っていかない。日本の市場はどんどん縮小していくというのに。そして、その業界仲間には外国企業を入れない。こんな親睦会は全く日本の将来のためにならない。貴兄は日本の国益にこだわるあまり視野が狭くなっている。日本はもうかつてのように日本株式会社としてやっていくことができないのは、WTOやEPAに詳しいあなたなら分かっていると理解していた。経産省の古い官僚の考えに毒されたか?日本は、韓国のように市場が小さい国ではない。韓国は国内では談合してても世界には必然的に打って出ないといけないのだ。日本市場はいまや中途半端な規模でその規模が今や足かせになっていることを理解しないといけない。

Posted by: ken : 2010年7月30日 06:31

ありがとうございます。無論、私は誰よりもこのあたりに関するあらゆる知識も踏まえた上で申し上げているつもりです。ジュネーブにもいましたので、そこでの議論も十分踏まえています。ただ、ご指摘のように思われることも十分理解しています。

デフレこそ、日本経済を蝕んでいるがんであるというのが世界的な経済学の常識です。先日のバーナンキ議長の議会証言でもその危険性について質疑がなされていました。

消費者保護を私もやってきましたが、価格については税金を対象とするものはまったく別として、何でも安けりゃいいという立場に反対です。雇用を失い、外国に技術やノウハウを売り渡してまで、という道を突き進むわけにはいきません。ただし、カルテルを認めるということでは全くありません。

私が申し上げたかったのは、チームワークということです。国内市場のみを対象とした消耗戦を国内で繰り広げていてもいつの間にか世界で取り残された携帯電話市場みたいになってはなりません。

なお、EPA,FTAも日本の政治家で私以上に詳しい人は誰もいません。だからこそ、これを全面的に進める前に、日本側で対応を取れるようにしておかなければならないということなのです。

Posted by: 登録ユーザー : 2010年7月31日 22:40


コメントする






名前、アドレスを登録しますか?

コメント:






<< 臥薪嘗胆 | 臨時国会開会 >>