友よ、待っている

2010年9月 5日 22:23 | ブログ

昨夜、高校時代の仲間とお会いした。

それは楽しいものであったが、そのきっかけとなったのは友人の一人が癌になったということだ。むろん、私は彼の「またテニスしよう。昔ナンバーワンだったお前をめっためったにやっつけたい」という言葉を信じ、完治を信じている。必ずやめっためったにやっつけられるものと信じている。

中には10年以上ぶりに会った仲間もいたが、高校時代の仲間というのは会うとみんな心は高校生に戻るものだ。顔には多少しわが増え、髪には白いものが混じり、腹が出ていたとしても、みんなあの時代に戻っている。

なぜだか、私たちは締めに「サンタルチア」を歌うことになっている。よくもイタリア語の歌詞を覚えているものだとあきれるが、高校時代の思い出や友情を忘れないことと同義なのだ。それどころか、高校生の時よりも、同じ高校だったという心の絆が強くなっている。

この絆が彼の病気を治して欲しい。この心が彼を元気に戻してほしい。昔は随分言い合ったこともある。お互い嫌だと思ったこともあるだろう。でも今はそのすべてが良い思い出だ。そんな彼だからこそ、日本中のこの病気を抱える方々に勇気を与える存在になってほしい。必ず、30年以上ぶりにコートで会おう。


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