渋沢栄一

2010年9月 7日 18:17 | ブログ

私の事務所には、渋沢栄一氏の直筆の書がかかっている。地元のお寺から格安で購入させて頂いたものだ。ちなみに同氏は90歳余までの当時としては大長寿だったのだが、書はたくさん残されているので、決して高価なものではない。残念ながら、購入をしたお寺でも書の意味は分からない、ということだったが、「諸居惜晋為」と書いている。もし、ご存じの方がいたら教えて頂きたい。

ところで、渋沢栄一という方は埼玉出身の方としては最も代表的な方だし、私も最も尊敬する方のお一人である。起こした企業の数、日本経済への貢献、日米関係をはじめとする国際的な視野、など、とにかく巨大な方だったと思う。

今もその書を見ながら力を頂いている。もともとは国会事務所にあったのだが、落選後、地元に戻した。辛いときがあると、同氏の生きざまを思い起こしている。

日本には偉大な先輩たちがたくさんいる。その方々から教えて頂くことは山ほどある。ありがたいことである。そして、私も少しでも未来の後輩たちに何かを残したいと思う。

 PS   その後、ご指摘やご教授を受けて書の内容が分かりました。崩し字だったので、分かりにくかったのですが、「晋」ではなく、「爾」が正解であり、「為爾惜居諸」(爾が為に居諸を惜しむ*なんじのためにきょしょをおしむ)は、韓愈が長安の城南に住む息子符を励ますために作った詩「符、読書城南」の一句であり、時間を惜しんで勉学に励むことを勧めている、という意味だそうです。具体的には、「人不通古今、馬牛而襟裾。行身陷不義、況望多名譽。時秋積雨霽、新涼入郊墟。燈火稍可親、簡編可卷舒。豈不旦夕念、【為爾惜居諸】。恩義有相奪、作詩勸躊躇。」 息子、符に対して、親心で、学問しなさいと説いている詩。

大変勉強になるとともに、改めて時間を無駄にすることなく、自己研さんに努めようと、目の前の書を見て、身が引き締まりました。教えて下さった皆様、ありがとうございました。

 

 


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