フジタ社員3人解放、露大統領北方領土訪問へ

2010年9月30日 21:06 | ブログ

昨日から、仙石官房長官が「船長以外を帰国すれば態度が軟化すると思った。もうちょっと中国のことについて習熟しなければならなかった」などと仰っている。鳩山氏が、勉強すればするほど沖縄米軍の重要性がわかってきた、ということに続く寝ぼけ発言である。国会議員のくせに、外交や安全保障の基本すら分かっていないような人が、総理や官房長官になるのだから、本当に恐ろしいことだ。

フジタの社員を3人解放したと言っているが、そんなのは当たり前。むしろ、一人をまだ拘束していることが問題である。

実は、昨日、ある大手銀行の方からこの一連の事件以降、中国のカントリーリスクが再認識され、格付け機関もリスクを「高」に移行したことを踏まえて、資金が流出し始めていると言っていた。レアアースも一気に他国が増産や売り込みを始め、日本も輸入先のシフトを図り始めている。

これが外交である。つまり、本件は日本としては自国の領海内で海上保安庁の船に体当たりしてきた船長を逮捕するという「当たり前」のことをしただけであって、それに対してWTO法違反の輸出禁止措置をはじめとする報復措置を打つ中国の方が「当たり前ではない」」。しかも、フィリピンやベトナム、インドネシアといった同じような領海侵犯をされている国々からの注目も高く、中国に投資している国々や企業の注目も高かった。

昔ならともかく、今は世界の常識で「当たり前ではない」ことをした国の方が結果的には信用を失い、損失を受ける。中国が一連の措置を緩和し始めたのは、船長を解放したからではなく、こうした「やっぱり中国は危ないよな」という感覚が世界に広まり始めたのを感じ取ったからであろう。外交というのは極めて戦略的で、深さが必要である。ただし、一番大切なのは正しいことを貫き、「毅然とした」誇りのある姿勢を保つことではないか。

ロシアの大統領が北方領土に初めて訪問するようだが、なぜこれも正式に抗議をしないのだろうか?これが逆だったらロシアは昔の大韓航空機のように総理機を爆破しかねないだろう。少なくとも自民党時代には、一回も大統領が訪問したことはない。いかに、政権交代後、世界から馬鹿にされ、なめられているか、ということだ。日本人として、誇りを取り戻すためには、やはりこの政権、特に菅、仙石、そのお仲間たちでは無理だと国会審議を見ていて改めて思った。


コメント

今のような政権では、本当に日本が危ないです。
自民党は、一刻も早く政権を取り戻すためにあらためて身を引き締め、日本を守る政党だと国民に示すべく行動していってください。
牧原さんも、ぜひ国会に復帰してください!

Posted by: : 2010年10月 1日 12:21

一般的な人質事件によく似てますよね。解放条件を合意して一部解放、解放条件が実行されて全員解放。細野前幹事長代理は幾ら払ったのでしょうか。

Posted by: : 2010年10月 2日 08:38


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