平成22年の終わり

2010年12月31日 08:34 | ブログ

毎年、30日、31日から1日にかけては徹夜に近い状況であちこちを回るので、今回は年末合同号とさせて頂きたい。

2010年、平成22年は今日で終わりとなる。皆様にとって今年はどんな年だったでしょうか?

年末になるとテレビではいろいろと振り返る特集をやっているが、今年は結構いろいろなことがあった記憶に残る年だったのではないか?

マスコミでは「読者が選ぶ10大ニュース」などが選ばれている。

スポーツでいえば日本中が興奮したサッカーのワールドカップ、ドラマがたくさんあった冬季オリンピック、野球ではリーグ3位だったロッテが日本シリーズで優勝、相撲は朝青龍の暴力沙汰から始まって不祥事続きだったが最後は白鷗がすごい連勝記録も作って締めるなどなど、話題満載だった。

経済は相変わらずピリッとしなかったものの、世界的な金融緩和を受け、新興国を中心として表層だけ見れば回復傾向となった。その中で日本は世界第2位の経済大国の地位を中国に奪われ、年後半にはGDPがマイナスになるなど、不安の残る状況にある。史上最高の円高傾向は特に製造業の海外進出をさらに促すだろうし、株の低迷は投資を好調な新興国に逃がすことになる。エコカー補助金などの分かりやすい景気刺激策は失効し、公共事業は来年も5%強削減となるなど、来年以降に向けて明るい変化が見えないのが現実である。

ただ、今年は何といってもほとんどすべてで一位になっている「尖閣事件」、そして上位になっている民主党の混乱、鳩山退陣と菅内閣の迷走などが、国民的に見ても印象深かったのではないか。

これまで「外交は票にならない」などと言われ、特に小選挙区制度導入以降、政治家の外交力が落ちているのは永田町では明らかだった。しかし、菅、仙谷、枝野氏等、およそ外交経験の薄い左翼系幹部がずらりと並ぶ政権の下で、尖閣やロシア大統領以下幹部の北方領土訪問などが、起きるべくしておきてしまった。これはこういう政治家ばかりを選んできた国民の責任でもあるかもしれない。

しかし、この事件を通して、まさに尖閣が一位になったように、国民的に外交や安全保障に対しての問題意識を目覚めさせることになったのは良いことだ。失った信用等のものはあまりに大きいが、国際ニュースで一位になった北朝鮮の砲撃事件と合わせて、国民的な平和ボケを治すきっかけになったかもしれない。そうでなければ、国内・国際の双方で安全保障にかかわるニュースが一位にはならなかっただろう。

2010年という年に、歴史的な意義があるとすれば、政治が選挙のための嘘をつけなくなったこと、外交や安全保障が国家の存立にとって大切だという国民的理解が広がったこと、こうしたごたごたやあるいはサッカー等を通じて、愛国心が多くの若い世代にも芽生えたこと、ではなかっただろうか?
これは来年以降に、必ず日本の未来につながる力になると私は信じる。


コメント

>平和ボケを治すきっかけになったかも

それもすぐ忘れます。結局は教育を建て直さないと駄目。歴史を一丁前に語る人なんかも

戦国時代、明治維新

以上おしまい、という感じですから。敗戦によって失ったものと得たものから目をそらし続ける限り国全体は根なし草のまま。現実的に考えて、我々の目の黒いうちに自分を取り戻すことはあり得ないと心に刻むべきでしょうね。それどころか下手をすれば風化して終わり。

1年間、お疲れ様でした。それでも希望を捨てずに頑張りましょう。

Posted by: : 2010年12月31日 19:49


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