4人組

2011年1月17日 23:15 | ブログ

鳩山前首相が相当おかんむりのようだ。今日、挙党一致ではない。4人組(菅、岡田、仙谷、枝野各氏)で勝手にやればいい。特に枝野官房長官は、「参院選で幹事長として負けた責任は大きい。半年で責任を忘れていいのか」と批判。さらに、報道各社の世論調査で内閣支持率がやや上向いたことも、「『最強の体制』と首相が胸を張るほど、国民は期待していない」と断じたそうだ。

4人組といえば、森首相を決めた2000年4月の5人組を思いだす。当時、急死した小渕首相の後釜を野中、亀井、村上、青木、森の各氏の密談で森氏と決めたということだ。当時は私も政治家になるなど考えもしない一国民として、「何だこれは」と憤ったものだ。今は、民主党政権で新たな4人組が誕生し、同じ民主党の最高幹部から激しい批判と突き放した声が上がっているので、非常に不思議な状況だ。

それにしても、菅氏の異様なまでのお友達偏重は近年例がないほどである。確かに、もし自分が人事権を持っていたと考えれば、「お友達」で固めるのは心地いいだろうとは想像がつく。しかし、ここでの「お友達」には全く好意を込めていない表現でもある通り、「お友達」や「4人組」なんて言われてうまくいくことはない。

この内閣は早晩行き詰る。それはねじれているから、というよりも上記前首相の言葉が民主党内のマグマを示しているからである。つまり、一部の「お友達」と「密室」ですべてを決め、不公平な人事が行われているという不満が、この内閣を支えようという気持ちを初めから失わせているのである。足元がどろどろな政権がこれからそもそも困難な国会を乗り切り、難しい国の状況をうまく動かしていけるはずがない。これから数か月、たぶんまた国民が嫌になってしまうような状況が続くと見る。民主党は、まずは党内で意見や政策や理念を統一してから再スタートを切らないと、これでは一つの政党とは言えない。


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