野田総理の施政方針演説
2012年1月25日 10:04
| ブログ
昨夜は子供がなかなか寝付かず、「一緒に寝る」というので、寝かしつけようとしたところ、自分もすっかり寝込んでしまいました。ブログの更新について、申し訳ないと思っています。
<< ベスト8入りの偉業 | 日本の新たなる再建策の必要性 >>
昨日は野田総理の施政方針演説が行われました。
個人的には、野田佳彦さんという人は、良い方だと思います。今、話題で私も紹介したユーチューブでの「マニフェストに書いてあることは命がけでやる。書いてないことはやっちゃいけないんです」という演説を見ても分かる通り、その時その時で大きく発言が変わる「ポピュリスト」との面はありますが、少なくとも真面目に政治を考え、真剣である、という点では、他人のせいだけにして自分の責任は取らない他の民主党幹部議員たちにはあまり見られない責任感を感じます。
正直、小沢、鳩山、菅というここ何年間かの代表、そしてそれを支えてきた執行部の方々には大きく失望しました。自民党から見れば恨みが深いのもその通りでしょうし、国会で野党時代の「ひどさ」を見てきた私も共感します。、しかし、官房長官や幹事長などトップと同等の運命共同体的な立場を務めてきた執行部とは、少し距離を置き続けてきた野田さんにはそこまでの恨みを感じる必要はないと思います。その意味で、小沢、鳩山、菅、岡田、輿石、枝野、仙谷氏など、まさに「民主党」そのものの方々と同視して、恨み節をぶつけるのは止めた方がいいというのが私の意見です。
他方で、民主主義や憲政の常道など、少し根本的なことを考えれば、野田さん自身が選挙演説で語っていたように前回の選挙の付託によって今の政策を推し進めることには無理があります。マスコミがどう誘導しようとも、消費税増税を期待して民主党に投票した人はいなかったでしょうし、政治主導や無駄撲滅なども期待を大きく裏切っており、その他の政策でもほとんど重要な点は何も成し遂げていないことももはや明白すぎます。
小選挙区制度導入時に、「政策本位」の政治に変える、という目的があったわけですから、新しいマニフェストを掲げて堂々と信を問い、勝てばその政策を実行するのが筋で、このままだと国民が「マニフェスト」という言葉を信じることがなくなります、そうするとますますトップの個人的人気や、政党への漠然としたイメージに頼るポピュリズム政治が悪化します。マスコミに出ること自体が目的化する政治に未来はありません。そんな、少し深い議論まで踏み込んだ本質的な国会になることを期待します。
コメント
なるほど、そういう見方も出来るかも知れない。 ただ、民主党が、野党時代に、自民党から言われたことを、援用するならば、一言、詫びが必要ではないか。 「野党時代は、たいへん申し訳なかった。 政権を取ってみて、初めて自民党からの呼びかけの意味が分かった。」 と。 それ無しに言うのは、売り言葉に、買い言葉になってしまうのでは。 今のままでは、「おまえ達が要った言葉だから、反対の態度はとれないだろう。」という挑戦になってしまう。
Posted by: 相澤行一 : 2012年1月25日 14:46コメントする
<< ベスト8入りの偉業 | 日本の新たなる再建策の必要性 >>









