派閥

2006年07月30日 21:02 | Comments (0) | コラム

今日の読売新聞には私の写真と名前入りコメントが出ていた。写真は大きいものと、さらに上の物産展の写真も私が主催者として総理や幹事長などと一緒に出ているものである。自民党には派閥というものがある。現在その数9つ。森派、山崎派、丹羽・古賀派、伊吹派、谷垣派、高村派、河野派、津島派、二階派である。無派閥は71人であるが、実際にはどこかに属しているものも多い。私たち新人は83人いたが(今は82人)、一人一人と派閥に入会し、公には無派閥が44人、一年生議員のうち本当の無派閥はおそらく20人切るくらいではないかと言っている人もいる。

派閥というのは外から見ると分かりにくい。私のように国会議員になっても、派閥に入っていないと分かりにくい。ただいえるのは、入っていないというのは相当勇気のいることであり、入るというのは楽な道であるということである。何故楽か、それは先輩が導いてくれるからである。その3つの効用は「カネ、人事、選挙」と言われている。派閥に入っていると月額の派閥料を取られるようであるが、それでも無派閥の人にはない「ごほうび料」が支払われるようである。また、政治家の最大限の収入源は政治資金パーティーであるが、派閥の場合には、派閥としてのパーティーのほかに、構成員の方々のパーティーがあり、大体は派閥の若手が司会、若手であれば人集め(金集め)は先輩議員が世話してくれるようであり、入場のときはずらっと派閥のメンバーが並ぶことになる。副幹事長と国対副委員長は派閥割りがされており、大臣ポストこそ小泉政権のもとでは派閥割りではなかったが、副大臣や大臣政務官、その他党の役職などは派閥割りの慣習が残っている。選挙であれば、全く政治と無縁で立候補に至ったという例は公募であっても殆どなく、ほとんどは「有力者」からの何らかの働きかけがあり、結局そこに至る恩によってその後は派閥に入ることになる。その他、「情報」も毎週木曜日の昼に会合を開いている派閥メンバーと、木曜日の昼は一人ぼっちで食事をしている無派閥議員とでは差が出る。

これだけ見ても無派閥がいかに勇気のいることであるか分かって頂けると思う。つまり、お金、人事、選挙、情報などで知らないうちに不利になっているかもしれないという現実、そして不安感に耐えているわけだ。さらに、派閥入会の誘いを断るのにも勇気がいる。お世話になったり、良くしてくれる先輩の誘いを断るということが、新人にとってどれだけつらいことか。私にはこの人を応援して支えていきたいと尊敬する先輩議員が数人いる。しかし、それはお金や人事などに対するスケベ心ではなく、理念とか生き方に共感を覚えるからだ。子どもに「志道」という名をつけているように、道は最後自分で意志を持って切り拓く!という私としては、カネ、人事、選挙、などで有利だからという、政治理念のない派閥入会は絶対にしない。

今日は一日地元。再び夏祭りデー。「国民」の代表として少しでも多くの方にお会いしたい。

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