安倍総理の突然の辞任
「驚天動地」「青天の霹靂」という言葉の意味がこんなにも分かる日が来るとは思わなかった。
安倍総理が突然の辞任をされた。激しい非難や批判を浴び続け、体調も相当崩されていらっしゃったようだ。総理がどれだけ優しい方で、純情な方かを存じ上げている立場としては、どれほどの苦しみだったのかを改めて知って心の痛みを抑えることができない。公募の面接の日、真ん中に座っていた総理の在りし日のことを思い出さざるを得ない。
しかし、所信表明演説後の代表質問初日というタイミングでの辞任はなかなか理解が難しいことも事実である。混乱を生じさせているのは事実であり、私としても心から国民の皆様にお詫びを申し上げたい。なぜ、このタイミングかといわれても私も分からないが、所信表明演説の参議院側での野党からのヤジは、それはそれは聞くに堪えないひどいものだったとのことであり、体調不良の中でもう一度立つ事はできないということだったのかもしれない。録音してその低俗なヤジの中であの場所に立つということがどれほどひどいものかを体験できるようにすれば、国会がどれほどの場所か、そして総理の気持ちも少しは理解できるのかもしれない。
しかし、国会議員としてはそんなことを言っている場合ではなく、国政の混乱を抑えなければならない義務がある。今日の午前中、内外の投資家の前で行った講演はすっかり色あせてしまったが、どんな時でも国や国民のためという視点を失わず、冷静に対応したい。そして、今の民主党が掲げている政策が本当に実現されるようなことがあれば子供たちの未来はないという強い危機感をもって、日本の未来を守る為にも歯を食いしばって頑張らなくてはならない。
今朝の雨の中の大宮駅西口における駅立ちとはすっかり変った状況であり、あまりにも辛いが、駅立ちも続ける覚悟である。そして来るべき総裁選は、国民の皆様に分かりやすいものにしていかなければならず、そのために執行部と対立しても実現していく覚悟である。
欧州復興開発銀行という国際機関に勤める日本人です。半日遅れで安倍首相辞任のニュースを見ました。正直、驚愕で空いた口が塞がりません。
私のような者には知りえない、難しいご事情があったことは想像できます。しかし、しかし、敢えて申し上げたいです。安倍首相を信じて、いろんな苦しい立場で戦っておられる人が(拉致被害者etc.)、大勢おられたことを。どんな理由があるにせよ、前線で兵士を戦わせておいて、司令官だけ敵前逃亡は許されません。一国の首相や大臣が、こんなにコロコロ交替するなんて、10年務めた当地のブレア首相の退任などに比べ、あまりにも軽すぎて情けないです。
国際機関、特にヨーロッパ人の多いEBRDで、マイノリティの日本人職員として働く私などは、毎日、日本という看板を強く意識せざるを得ませんが、こんなことを続けてたら、日本は国際社会から退場させられてしまうと思います。内輪で足を引っ張り合う日本的な体質にはうんざりしますし、これじゃ子供も未来に誇りとか希望どころじゃないかも知れません。
すみません、歯を食いしばって頑張っておられる牧原さんに、愚痴を言っても仕方ありません。沈みかけている日本丸の中では、誰かのせいにしたりせず、一人ひとりが、ベストを尽くすしかありません。ただ、司令官には、逃げたりせず、ボロボロになっても、最後まで闘って欲しかった。


