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物価高について

2007年12月26日 21:41 | Comments (0) | コラム

ガソリンや食料などで物価高が進行している。他方で一人当たりGDPが先進国の中でも下のほうになったという発表があった(18位、ただしOECDに入っていない国で日本より上の国が産油国などである)。

私たちはいつまでも今の豊かさが当たり前のように続くと考えてはいけない。中国やインドといった10億人以上の国がどんどん豊かになり、大量の資源や食料を輸入し始めている。つまり、厳しい争奪戦が始まっており、何もなくとも価格が上昇しやすい。

さらに日本の経済的地位は相対的に後退しつつあり、私はジュネーブやニューヨークなどでそのことを様々な局面で痛感した。経済的に弱くなり、円が弱くなれば、国際的な争奪戦に勝てなくなるから、国内では資源や食料が上昇する。大局的にはこうした悪循環に入りつつあると見て対策を練るべきであり、政治のせいにしたり、政治側が選挙目当てで財政に負担をかけて一時的な救済に奔走したりすることは長期的に見ればあまり意味がない。

高くなって大変だというのはその通りである。しかし、長い目で見て避けがたい問題の抜本的対策なくして「バラマキ」型救済をやるのは未来へ付回しをして、次世代にさらに悲惨な目に遭わせるだけだ。私は「未来型」政治家として、価格高問題でもあくまで長期的、大局的、国際的視点から抜本的な解決を図っていくという立場をとる。我が国の国際競争力強化という私のずっと貫いてきたライフワークはそうした私たちの個々の物価にもつながる問題だということをご理解頂ければと思う。

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