愛犬チャンスに捧げる最後の送る言葉
2008年03月21日 23:28
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| コラム
愛犬チャンス(ラブラドール・リトリバー)があの世に旅立った。
思えば最初のキャンディー(シェルティー)の死が悲しすぎて二度と飼わない、と家族が決意したのもつかの間、目の不自由な方のボランティアをしていた母がパピーウォーカーをすると言って仔犬が我が家に来る事になった。その2匹目がチャンスであり、目の不自由な方にも素晴らしい機会が訪れますように!という思いで名付けられた。
チャンスがうちに来たころ、ちょうど私は大学3年生の秋であり、それまでの週5回のテニス生活と幹部の地位を退いて、司法試験の勉強を集中的に始めた頃だった。翌年の論文試験終了後、チャンスは病気になり、検査の結果、心臓も弱くて盲導犬にはなれないのでどうですか?と言われ、これ以上嬉しいことはありません(?)、と我が家で引き続き人生を共にすることになったのであった。司法試験の受験中は当時は仔犬だったチャンスが何よりもの心の慰めであった。
時々感じる。あの病気は我が家に残るための仮病だったのではないか、と。そのくらい我が家はチャンスに支えられたし、チャンスも幸せだったのではないかと思う。私もその後多くのチャンスに恵まれたが、それはチャンスによって与えられたのではないか。
だから、もう二度と尻尾も振ってくれないし、なついても来なくなったチャンスの永遠の寝姿に心から何度も言った。「ありがとう、そして永遠にさようなら。会えて良かったよ」
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