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自民党と江戸幕府

2008年05月04日 20:06 | Comments (0) | コラム

最近、自民党が幕末の江戸幕府化しているのではないか、と思うことがある。

長年の与党に慣れすぎて、いろいろなことに危機感がなさすぎるのではないか、ということだ。しかも、党内人事や手続きとか、国会対策とかが、完全に慣習化していて、新しい発想や力を入れていこうということについて大勢になりにくい。幕末と違うのは、相手方が基本的に支持基盤からして、自民党よりもっと古い体質を抱えているという点だけである。そうではなく、都市部無党派層やホワイトカラー、国際派などを中心とした、グローバル化をにらんだ新党などができたら、海外との戦争を経験した長州や薩摩のようになる可能性が十分ある。

たとえば、国会では本会議に登壇できるのは2回生以上とか、委員会の人事を派閥割りで決めるとか、国会を従来の発想で縛っている。副大臣までの人事も同じで、党内のその他の人事も、派閥の綱引きで決めている。随分と壊されたみたいだが、旗本的体質を感じる。

政策的にも、一般財源化を決めたら、新法を提出して、60日間かかってもいいから、堂々と国民の前で議論をすればいい。その間地方に迷惑をかけるから、などと言っているが、はっきり言って暫定税率も反対が世論調査で7割近いということは、いかにそれが必要なのかについて、地方も含めて努力が足りない。私は未来につけを回すことがこれ以上許されない、という思いで歳入欠陥を生じる暫定税率引き上げには賛成したが、5月13日の方は今のままではあまりに努力が足りないし、地方も含めて賛成が5割を超えるまでは可決しないで、死に物狂いで議論する、くらいの迫力が必要ではないか。

江戸幕府も一部の人を除いては滅亡するとは思っていなかっただろう。自民党も同じだ。ただ、違うのは今の民主党に政権交代させたら、滅ぶのは自民党ではなく、「国」だという点だ。海外の人はそのことを冷静に見ている。だから、私は死に物狂いでがんばりたい。

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